2016年11月20日

文化遺産めぐりin新里

19日、文化遺産めぐりコンサートin新里が開催されました。

朝からポツポツと小雨が降ったりやんだりの中、屋外での開催も危ぶまれましたが、無事??開催。
公演中にポツポツと少し降りましたが、演技中止とはならずにすみました。
本当に良かったです。
新里①

コンサート自体は、汗水節の発祥の地ということで、新里のみなさんの踊りからスタートとなりました。
その後、今回の会場である「新里の馬場」について嶺井元区長さんとともに、西村現区長さんと西村悦子さんが語り合い、舞台のバックとなったデイゴの由来もお話になりました。
新里②

会場は、多くの子供たちに来てもらい、地域コミュニケーションの活性化するための事業目的に合致する雰囲気となりました。
新里③

本日の演目は「二童敵討」です。
新里④
地謡やあまわり、鶴松・亀千代兄弟の登場のときには、拍手喝采での迎え入れ、劇場でみる組踊とは一風変わった雰囲気の中、兄弟と母の別れの場面や敵討ちの場面が展開していきました。
新里⑤

アフタートークには、あまわりを演じた上原崇弘さんと、供一の川満香多さんが登壇。
上原さんはなれないトークに緊張ぎみの中、按司役という重い役を演じた感想をお話になっていました。
新里⑥
また、唱えについての質問に対し、按司役の唱え、女方の唱え、若衆の唱えを実演で披露してくれました。
そのほか、言葉使い(方言)についての質問では、組踊では首里言葉、武士の言葉をあえて使っているとのお答えをいただくとともに、川満さんが執心鐘入の中城若松の登場の際の唱えで実演してもらい、会場を盛り上げてもらいました。

文化遺産めぐりコンサートは、来週の南風原の一回を残すのみとなっています。
最後の機会となっていますので、多くの方のご来場お待ちしています。

コンサートチラシ


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