ウローカーからの参道整備しました。

尚巴志活用MP

2016年07月07日 14:40

世界遺産「斎場御嶽」への参道の整備が行われました。

これは、沖縄振興特別推進市町村交付金でウローカーから御門口までの参道と御新下りの際、使用されたとされる久手堅区の里道を整備したものです。

ウローカーは、斎場御嶽に入る前に禊を行った場所とされる井戸であり、ここから斎場御嶽の入り口である御門口までは、石段などが整備された参道が延びていました。


しかし、参道の一部は第二次世界大戦のさい、砲台構築のため一部壊されてしまい、歩行が難しくなったため、戦後はこの参道ではなく、現在の郵便局側からの道が利用されるようになりました。
また、参道についても土砂崩れや台風による倒木によって道がふさがれたため、これまで立ち入りが禁止されていました。

今回、土地の取得とあわせて、本来の参拝のルートであるウローカーから斎場御嶽への参道を整備しています。
それと、第二次世界大戦の際に構築した砲台跡を現状保存しています。

斎場御嶽に訪れる機会のある方は、こちらにも是非訪れていただければと思います。

冊子も作成しております。欲しいという方はがんじゅう駅または南城市役所で入手してもらえたらと思います。
数に限りがありますので、お早めに。

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