文化遺産めぐりコンサートin知名

尚巴志活用MP

2017年12月16日 15:21

15日、金曜日。
知名で文化遺産めぐりコンサート行いました。


知名はヌーバレーで有名な場所です。
会場も、ヌーバレーが行われる農村公園で行いました。
遠くに久高島も見えます。
始まる前に、まず公園内にある久高島の遥拝所からウートートーしました。
その甲斐あってか、晴れ間がひろがり、満天の星の下、公演を行うことができました。

演目は、『二童敵討』です。
昼の暖かさが残り、若干ひんやりした感じでのスタートです。

鈴木先生の組踊の見方・聞き方を交えたプレートークに始まり、本番スタートとなりました。

今回の阿麻和利は川満さんが行いました。
長身の方なので、阿麻和利がより大きく見えて大迫力。


二童と母の別れも、音楽も合わせて、観客の皆さんも感情移入されたのか、聞き入っていました。


アフタートークでは、川満さんと玉城さんが登場です。
立ち方・地謡、それぞれの立場からのお話しを聞くことができました。
質問の中で、伊野波節の琉歌が、「いつも聞いているものと違っていましたけど、なぜですか」と問いがありました。
これについては、節は場面に応じてほぼ決まっているが、琉歌はそれぞれの組踊の内容に応じて、創作したものなので各組踊によってすべて異なるとのお答えでした。
また、その琉歌に合わせて感情を込めて謡っているとのことで、その辺を聞き比べるのもいいのではないでしょうかとのお話しでした。



さて、本日16日は最終日となる奥武での開催です。
奥武観音堂前で行う予定となっていますが、小雨混じりの天候予想となっています。

雨が降った場合は、公民館での開催となります。
時間は、いつも通りの18時半からとなっています。

最終日、多くの皆さまのご来場をお待ちしています。








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