尚巴志塾、始まりました。

尚巴志活用MP

2017年10月13日 18:00

ついに、尚巴志塾が始動しましたよ。

今年からの試みである尚巴志塾が、晴れて40名の塾生を迎えて始まりました。

市内9つの地域を対象に、それぞれ4~5名の塾生に振り分けさせていただきました。

その第1回は、南東詩人平田大一さんによる「地域資源を活用したまちづくり」についてです。

平田大一さんは、言わずと知れた「肝高の阿麻和利」を手掛けた方であり、尚巴志を題材とした「鬼鷲」の制作者でもあります。

それぞれの現代版組踊を制作するにあたり、地域から生きた歴史・文化を学び取り入れるため、地域の人々と深く関わっていったというお話しをしていただきました。

講座では、自分の体験談を踏まえ、時には笑いを、時には厳しい言葉で、今回の事業がうまく進んでいけるよう、熱く語られていました。
講座の中では、太鼓や笛の演奏のほか、鬼鷲内での一節もいただき、盛会のうちに終了することができました。

また、今回の尚巴志塾について、地域を知る(キヅキ)、そこから得られた情報をストーリーとして仕上げ、そして発信していくという進め方が、地域のまちづくりにおいては大変重要なことであることから、大変理にかなった事業内容であるとのお褒めの言葉をいただきました。

このいただいた言葉を受けて、各グループでは、今現在の各地域の印象などについてのグループワークが行われ、それぞれ発表を行い、今後に向けての意気込みを語っていただきました。


次の講座は10月21日(土) シュガーホールで本市広報を担当しています金城良治さんが情報発信にポイントなどについて講義をしていただくこととなっています。

これから、各地域に入っていくうえで、どのような視点で入っていくのか、この講座でさらに塾生のみなさんには学んでいただければと思います。

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