ウチナーンチュ大会で紙芝居

尚巴志活用MP

2016年10月28日 18:47

本日、世界のウチナーンチュ大会の南城市大会が行われています。

お昼には、エクスカーションとして南城市出身の尚巴志にちなんだ南城市めぐり「命のルーツ体験」が行われました。

はじめに訪れたのが、尚巴志の居城である『佐敷上グスク』です。
佐敷上グスクは、沖縄県でも珍しい土から成るグスクです。
多くの沖縄のグスクは、高い石垣で囲われていますが、佐敷上グスクは石垣がほとんで築かれていないグスクとなっています。
グスクの規模もあまり大きくはないのですが、このグスクから後に三山を統一し、琉球王国を築いた尚巴志が生まれるのです。

その佐敷上グスクで、南城市に戻ってきた世界のウチナーンチュに尚巴志の紙芝居を披露させてもらいました。
多くの参加者のため、2つのグループに分けての上演です。

今回の紙芝居は、なんとスペイン語での披露です。
多くの南米の方が参加されるということで、昨年スペイン語版の絵本を作成しましたが、それを基にして、現在アルゼンチンより海外子弟交流生として研修にきているレアンドロ君による紙芝居です。

いつもの三線・太鼓も一緒になって、沖縄の古典芸能と紙芝居という演出は、参加者からも多くの拍手をいただきました。

自らルーツをたどる市内めぐり、その中で郷土の英雄である尚巴志のスピリットを学んでいただけたのなら、幸いです。


今回のツアーのお土産として、参加者には英語版・スペイン語版の絵本を差し上げます。
地元に戻ったら、ぜひ尚巴志のことを多くの方に紹介して、広めてもらえたらと思いました。




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